2009年08月19日

8月18日・19日の放送内容

8月18日・19日の営業男は、戦争を語る藤井初恵さんが出演してくれました。

御年84歳!


静岡出身で疎開をしたのが伊豆の松崎。

もし静岡に残っていたら直撃を受けた防空壕で死んでいた。
生かされているんだ!ならば恩返しをしなければ。
そうだ、今こそ戦争を語ろうと!

その意思で始めたことが、高齢者が出演する戦争劇。

集まりでそれをやろう!と発言したものの、みんな反対。
そんな時声を掛けてくれた先生がいた。
「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいいじゃないか。」

その言葉に喚起され、脚本・演出・衣装を全て自分でやり劇を始める。

嫌がって参加するのをためらっていた方々は、参加してとても前向きに!
1回だけだと思ったものが、翌年も翌々年も繰り返される。
評判を呼び、見る人もやる人も多くなる。


次に始めたのが、高齢者の主張大会。

知り合った方々を講演師として誘う。最初はためらっていた方々も
早く喋りたい!伝えたいと、とても前向きになる。


ラジオを聴いた人は伝わったと思うけど、この方、超ゲンキ!超ポジティブ!

営業男は、ラジオを聴く前は、今回は重い話になるのかなぁ~、
と思ってたのですが、

戦争の悲惨さなど微塵も感じさせずに、それをバネにいかに前向きに頑張っているかが
伝わってきました。

営業男は約10520日(時間にすると約38400時間)を生きています。
要は、28年と10ヶ月くらいです。ハイ。

当然戦争を体験したことがないのですが、今回、戦争体験をテーマにした話から
お年寄りから元気をもらいました。

戦争の体験を伝えようと、その悲惨さをバネにこんなに頑張れるんだ、と。。。

精神的には営業男より若いです! オレ、ヤバイ。。。


初恵さん、ラジオで含蓄のあるいい事を沢山言っていました。

「みんなの持っているいいものを引き出す。それが私の役割だと気づきました」

「みんなが元気になる。だから私は元気の配達人なんだなぁ。」

「私がお宝人でない。私はただお宝人を探し、みんなが持っているお宝を気づかせてあげる人。」

「私はみんなに元気をもらっている」
                                       (劇や主張大会の話より)

「『老人』という言葉はネガティブなイメージがあるが、『老熟』『老師』の『老』であって、いいイメージなんだ」

「1日生きれば、1日修行」

「100年に1度の経済危機がなんだ。原爆のほうがよっぽど危機だった。」

「私たち世代は辛い体験をしたから子供には辛い思いをさせたくない、と
 甘やかし育ててきた。それが世代を経て、現在のよいとは言えない世の中を作り出した。
 だから、今の世の中になったのは私たちの責任でもある」


説得力、ありすぎデス!

マジメな話、戦争体験をした人たちがいなくなったら、日本どうなんでしょ?

伝えることとは何か?その本質について考えさせられる営業男です。


こんな、初恵さんのお話を聞いて見たい方は、

沼津市教育委員会 生涯教育課 神田さん まで

お電話 055-951-3420


藤井初恵さん、勉強になりました。若い世代、もっと元気に頑張ります。
今度、営業男にカツ入れてください。

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Posted by 営業男 5th at 21:24│Comments(0)放送内容
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8月18日・19日の放送内容
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